No.2によって組織は伸びる
2022-02-27

私がこの業界に入ってから20年ほどになります。
担当した企業さんは、大きく成長した企業もあれば
残念ながら終わってしまった企業もあります。

大きく成長した企業さんを見てみると、その多くは
経営者だけので力ではなく、組織内に余人に代えがたい
「No.2」がいることが多いです。

No.2には様々な役割があると思いますが、組織のトップである
経営者とは若干違う特性(特に、経営者が持ち合わせていない特性
や立場での役割)に秀でていて、その特性を十分に活かした活躍を
していることが最も望まれます。

歴史上で見ると、豊臣秀吉における秀次などが明らかな例となると
思います。

「安倍に菅あり。菅に菅なし。」
以前にこんな言葉をよく目にしましたよね。
自分の持ち合わせていない特性を持ち合わせていたり、
組織のトップである経営者自身が取り得ない立場でのサポートを
してくれるなどのNo.2を手に入れることこそが、組織を発展させる
ためには重要な要素になってきます。

No.2を手に入れ、そしてそのNo.2に呆れられないようにする能力が
経営者には求められているのではないでしょうか。